個人契約の家庭教師はどうやって探す?探し方と注意点を解説!【中学受験】
こんなお悩みありませんか?
- 費用を押さえたいから個人契約の家庭教師を子どもにつけたいけど、探し方がわからない
- 家庭教師の個人契約って、授業の質や安全面で大丈夫なのか心配
- 個人契約の家庭教師は、家庭教師会社に比べてサポート面に不安が残らないだろうか
あなたは今、個人契約の家庭教師をお探しでしょうか。
これから中学受験を目指すご家庭において
家庭教師と個人契約を結ぶ理由は、さまざまあると思います。
- 仲介会社を通さないことで、できるだけ家庭教師費用を押さえたい
- 子どもの友だちの家庭が、個人家庭教師をつけていて、評判がいい
- 仲介会社との煩雑なやり取りを通さず、ダイレクトに講師と連携を取りたい
たしかに、個人契約の家庭教師には
会社派遣型の家庭教師にはない、様々なメリットがあります。
当ブログでは以前にも、個人契約の家庭教師ならではのメリットをご紹介しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください→「【中学受験】個人契約の家庭教師をおススメする理由-受講料の安さだけではありません!」
とはいえ、あなたのお子さまにぴったりの
個人契約の家庭教師を見つけるのは
なかなか簡単なことではありません。
さまざまな不安を、あなたもお持ちなのではないでしょうか。
- 会社経由の家庭教師よりちゃんとした授業を、個人契約の家庭教師はしてくれるのだろうか
- 家庭や子どもにとって、安全面に不安はないだろうか
- 講師の経歴や実績に、嘘はないだろうか
- そもそも個人契約の家庭教師はどうやって探せばいいのだろうか
こういったあなたの不安は、痛いくらいにわかります。
とりわけあなたのお子さまが中学受験を目指しているのであれば
お子さまにつける家庭教師を選ぶことは
お子さまの将来・人生を決定する選択をすることと同じといっても
過言ではありません。
だからこそ、慎重になるに越したことはありません。
今回は、中学受験の最前線の現場に
10年以上立ち続けたプロ家庭教師である私、佐藤が
個人契約の家庭教師の
「最善の探し方」と「注意点」について
徹底的に解説していきます。
なお私、佐藤自身も
大手家庭教師会社でプロ講師として働いた経験もありつつ
現在、個人契約での家庭教師として様々なご家庭のお手伝いをしておりますので
よろしければ、個人家庭教師の選択肢の一つとして
検討してみてください。
それでは早速、個人家庭教師の探し方と注意点について
重要事項をピックアップしながらお話ししていきます。
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【中学受験】個人契約の家庭教師の探し方 3選
個人契約の家庭教師の探し方①
知り合いに家庭教師を個人契約していないか、聞いてみる
お子さまの友だちや、あなたの知り合いのなかに
家庭教師と個人契約を結んでいる人がいるならば
その人から家庭教師を紹介してもらう方法が、最も安全かつ確実です。
個人契約の家庭教師における不安の大半は
- 受験指導のスキルに問題がないか
- ご家庭の安全面において不安はないか
この2点に集約されます。
その点、自分の知っている人のもとで既に家庭教師として授業をしている講師は
実力面でも、安全面でもある程度の保証がされているといっていいでしょう。
もしあなたの周りで家庭教師と個人契約を結んでいる方がいれば
その人に紹介をお願いしてもいいですし
もし心当たりがなくても
お子さまが通う塾の友だちや保護者同士の集まりなどで
「個人契約の家庭教師つけていたりしない?」
と気軽に聞いてみてもいいと思います。
ただし、注意しなければならないのは
お子さまの友だちにはぴったりの指導をしてくれる家庭教師でも
その家庭教師が、あなたのお子さまとも相性が合うとは限りません。
家庭教師にも、様々なタイプの講師がいます。
お子さまにひたすら問題を解かせて実力を伸ばそうとする講師もいれば
同じ問題を何度もていねいに解説することで基礎力の向上を図る講師もいます。
雑談が多めで、一緒に勉強していて楽しい家庭教師もいますし
私語厳禁で、厳しく緊張感ある勉強の場を提供する家庭教師もいます。
友だちの成績を上げるのがどれだけ上手な家庭教師でも
あなたのお子さまの成績を上げるのに最適な人だとは限りません。
お子さまの友だちや知り合いからの紹介で
個人家庭教師を探す方法は
最も確実かつ安全ですが
その家庭教師が、あなたのお子さまとの相性がいいかどうか
一度体験授業をお願いしたうえで
お子さまの反応やあなた自身の目で
しっかりと見極めた方がいいでしょう。
個人契約の家庭教師の探し方②
個人契約家庭教師の募集掲示板を活用する
個人家庭教師を探す方法として
最近メジャーになりつつあるのが
募集掲示板やマッチングサイトを使う方法です。
このページをご覧になっているあなたも
「To-Last」や「家庭教師のASK」といったサイトを
もしかしたら目にしたことがあるかもしれません。
「To-Last」や「家庭教師のASK」などは
家庭教師と個人契約を結びたいご家庭と
個人契約で家庭教師の仕事を行いたい講師とを
双方結びつけるための掲示板ないしマッチングサイトです。
こうしたサイトに登録している家庭教師は
出身大学や年齢といった基本プロフィールをはじめ
指導歴や指導実績、指導可能な地域などを公開しているため
講師プロフィールを見ながら、自分の子どもに合いそうな家庭教師を
比較的多めの選択肢から探すことができます。
「To-Last」や「家庭教師のASK」といった募集掲示板から
個人契約できる家庭教師を探す方法は
もっとも簡単な方法ではありますが
反面、授業の質面や安全面で
もっとも注意が必要になります。
というのも
プロフィールに表示される講師の学歴や指導歴、実績等は
はっきり言ってしまうと講師の自己申告です。
年齢や学歴だけであれば証明書の提示を講師に要求することもできますが
指導歴や実績は、いくらでも嘘をつくことができてしまいます。
もちろん、募集掲示板に登録している多くの家庭教師の方々は
しっかり本当のことを記載しているとは思いますが
こうした掲示板の性質上
なかには悪質な家庭教師も存在します。
また、指導の質が悪いだけならまだしも
家庭教師という立場を利用し、ご家庭やお子さまの安全を脅かす人もいるようです。
個人家庭教師を探す際の注意点については後ほどもお話ししますが
「To-Last」や「家庭教師のASK」といった掲示板を利用して個人家庭教師を探す際は
必ず講師に身分証を提示してもらったうえ
あなた自身の基準でしっかりと家庭教師の採用面接を行ってください。
ご不安であれば、最初の顔合わせ等はご自宅ではなく
最寄りのカフェ等、公共の場で行い
ご家庭側で契約書を用意しておいてもいいかもしれません。
個人契約の家庭教師の探し方③
派遣会社ではなく、家庭教師事業主をインターネット等で探す
「家庭教師のトライ」や「家庭教師のサクシード」といった会社は
会社に登録している講師を派遣する、いわゆる家庭教師派遣会社で
家庭教師と個人契約をを結ぶことはできませんが
なかには個人契約での家庭教師業をメインで行っている事業主もいます。
実はこのブログを運営している「ラーニングマネジメント」も、個人契約での家庭教師業をメインとしています!
Webサイトや広告等で事業の紹介を行っている家庭教師は
個人契約募集の掲示板に登録しているだけの家庭教師より
授業の質面・安全面で圧倒的に安心感があります。
自身のWebサイトを運営している家庭教師事業主は
当サイトもそうですが
Web運営や広告等にしっかりお金をかけたうえで
指導歴・実績・実際の授業の様子・特徴などを
顔写真や本名を公開したうえで発信しています。
家庭教師募集掲示板やマッチングサイトに比べて
家庭教師に関する情報をたくさん知ることができるので
「この家庭教師は安全なのか」
「授業の質はちゃんとしているのか」など
事前にあなた自身の目で見極めることができます。
指導に関する約束事項やプライバシーポリシーなどを明記している家庭教師事業主もいます。事業主が運営しているサイトを隅々まで見ると、個人情報の取り扱い方などを知ることができます。ちなみにラーニングマネジメントでは「安心・安全に受講していただくための約束事」「プライバシーポリシー」をサイト内にて公開しています。リンクからご覧いただくことができますので、ぜひ目を通してみてください。
募集掲示板やマッチングサイトに比べると
どうしても講師の選択肢が少なくなる欠点はありますが
このサイトに限らず
個人契約での家庭教師業をメインとする事業主は少なからず存在します。
あなたが個人契約での家庭教師を探しているのであれば
ぜひインターネットで情報公開をしている家庭教師を探してみてください。
個人契約の家庭教師の探し方【NG編】
派遣会社から指導に来ている家庭教師と、個人契約を結ぶ
ここからは個人契約で家庭教師を探す際の
やってはいけない方法についてお話しします。
今からお話しする方法で
家庭教師と個人契約を結ぼうとすると
トラブルが発生したり、損害賠償の支払いが発生したりすることがあるので
くれぐれもご注意ください。
個人契約で家庭教師を探す際に
絶対にやってはいけないのは
家庭教師派遣会社から指導に来ている講師と
勝手に個人契約を結んでしまうこと。
家庭教師派遣会社とは、先ほども少し名前を上げましたが
「家庭教師のトライ」や「家庭教師のサクシード」といった
家庭教師をご家庭に紹介するサービスを行っている会社のことです。
派遣会社は、家庭教師の紹介以外にも
お子さまの学習・受験相談や授業にまつわる事務作業など
指導の外側で、ご家庭に対して様々なサポートを行っています。
講師と派遣会社は、いわば互いに協力し合っている関係のようなもの。
そんななか、ご家庭が講師と勝手に個人契約を結んでしまうのは
派遣会社への裏切りを、講師に強要することになってしまいます。
それに、家庭教師派遣会社は
ご家庭に教育サービスを提供するために
営業・広告・人件費などに多額のお金を費やしています。
もし派遣会社から紹介された講師とご家庭が
個人間で勝手に契約を結んでしまったら
派遣会社は儲かるどころか
それまでにご家庭のために費やした費用のために
大きな損失を発生させてしまうことになります。
このような理由から、派遣会社から紹介してもらった家庭教師と勝手に個人契約を結んでしまうと、最悪の場合300万円ほどの損害賠償責任が発生することがあります。派遣会社から指導に来てくれている講師と個人契約を結ぶ行為は、絶対にやめましょう!
「家庭教師派遣会社を使ってみて、いい先生がいたら個人契約しよう」
「個人契約を結ぶために、派遣会社に家庭教師を探してもらおう」
といった考えで、派遣会社を利用される方が時々いらっしゃいます。
しかしこれは重大な規約違反となってしまいますので
家庭教師と最初から個人契約を結ぼうと検討している場合は
家庭教師派遣会社を利用するのはNGです。
少し大変ではありますが
ご自身の力で家庭教師を探すようにしてください。
【中学受験】個人契約の家庭教師を探す際の注意点
個人契約の家庭教師を探す際の注意点①
掲示板等で家庭教師を探す場合は、実績だけでなくプロフィールも見る
ここからは
個人契約の家庭教師を探す際の注意点を説明していきます。
しっかり注意しておけば
それだけ良い家庭教師と巡り合う可能性が高くなりますので
ぜひとも覚えておいていただければと思います。
個人契約の家庭教師を探す際の注意点、一つ目は
掲示板等で家庭教師を探す場合は
合格実績や出身校だけでなく
自己紹介プロフィールにもしっかり目を通すことです。
掲示板やマッチングサイトで個人契約の家庭教師を探す方法は
先ほどもお話しした通りではありますが
登録している家庭教師が記載している出身校・指導歴・合格実績等は
必ずしも本当であるとは限りません。
特に集団塾等での指導経験がある講師は
自分が担当していたクラスの生徒の合格校を実績に含めることがあり
マンツーマンで家庭教師として指導したわけではない生徒の合格校を
あたかも実績のように記載しているケースがよく見られます。
「SAPIXでの指導経験がある」「早稲田アカデミーで高い合格実績を出した」講師が、必ずしも家庭教師として優れているとは限りません。集団指導で生徒の合格数を増やす能力と、個人指導で担当生徒を志望校に受からせる能力は、まったく異なるものだからです。しかし、募集掲示板等に登録している講師は、集団指導での実績と個人指導での実績を混同していることが非常に多いです。
講師の出身校、指導歴、合格実績等は
あくまでも参考程度と見ておく必要があります。
それよりも重視すべきなのは
掲示板に登録している講師が
どんなプロフィール文章を書いているかという点です。
個人契約の募集掲示板では
登録している家庭教師が
自己紹介のプロフィール文章を掲載している場合がほとんどですが
プロフィール文章から、その講師がどんな人物なのか
おおよそ見当をつけることができます。
「自分の子どもに合わせた指導をしてくれるのか」
「優しい性格なのか、厳しい性格なのか」
「ご家庭側の相談にも、きちんと乗ってくれる先生なのか」
内容だけでなく、プロフィール文章の書き方からも
家庭教師の人となりをしっかりチェックするようにしましょう。
募集掲示板で、注意した方がいい家庭教師の例
年齢 | 出身大学 | 指導歴 | 自己紹介文 |
---|---|---|---|
36歳 | 東京大学 | 10年 | 中学受験の指導歴10年、男子御三家合格の実績あり。指導料金は10000円/2時間より対応可。それ以下ですと当方の負担の観点からお断りしています。私自身、新卒より最大手の製薬会社に勤めたのち、現在は銀行員を行いながら家庭教師を行っています。東京大学には現役で合格しており、算数オリンピックへの出場経験もあり知的好奇心の高さを自負しております。学習のサンクコスト効果を重要視し、長期的な学習におけるモチベーションアップを得意としております。また、ポモドーロ法でのトレーニングにより集中力のないお子さまの学習習慣を構築することも可能です。受験テクニックを伝授するというより、本質的な論理的思考力を養い、これまで生徒を合格に導いてきました。ぜひともご検討ください。 |
個人契約掲示板に登録している家庭教師のプロフィール例です。東京大学出身で、御三家の合格実績もあり、経歴としては素晴らしいですが、この家庭教師にあなたのお子さまをお任せできそうでしょうか…?
「授業の特徴の話より先に料金の話をしている」「授業に関係ない自慢話が多い」「専門用語を断りなく使う」「自分の話ばかりでこちらに寄り添ってくれない」…いろいろな性格が、プロフィール文章から見えてきます。
個人契約の家庭教師を探す際の注意点②
指導料が安すぎる家庭教師とは契約しない
二つ目の注意点は、指導料についてです。
個人契約の家庭教師募集掲示板などを見ていると
「学生講師です。1時間1,000円で授業します!」
「プロ家庭教師です。1時間2,000円で授業します!」
といったように、指導料の安さを売り出している家庭教師をたまに見かけますが
「安全で」「質の高い」家庭教師を探したい場合
こういった指導料の安すぎる家庭教師と契約するのは
絶対にやめましょう。
家庭教師派遣会社を通して指導を行った際の報酬額(※ご家庭が支払う料金ではありません)よりも、安い金額で指導を行おうとする講師は、そもそも家庭教師としての資質がない場合がほとんどです。少しわかりづらい点もあるかと思いますので、詳しく説明していきますね。
これはご家庭視点でなく、家庭教師視点の話になりますが
「家庭教師のトライ」や「家庭教師のサクシード」といった家庭教師派遣会社から
紹介してもらった案件を担当した場合、家庭教師に支払われる報酬の相場は
- 大学生家庭教師:1時間あたり2,000円前後
- プロ家庭教師:1時間あたり4,000円~10,000円程度
となっております。
ご家庭は家庭教師会社に対して2倍程の金額を家庭教師会社に支払うことになりますが
そこから紹介費、サポート費、仲介料などを差し引かれた額が
報酬として家庭教師の手元に入ってくる仕組みです。
家庭教師派遣会社を利用すると、「ご家庭側は講師に対する報酬の他に会社にお金を支払う必要がある」「講師側は報酬額から手数料が引かれてしまう」ということから、お金の面では双方にデメリットがあります。反対に、家庭教師と個人契約を結べば「ご家庭は講師の報酬だけ支払えばいいので、費用が安く済む」「講師はご家庭からの報酬を満額もらえるので、得をする」といった点で、双方に金銭的メリットが発生します。
しかし、だからといって家庭教師会社を利用すると
ご家庭・家庭教師ともに必ずしも損をするわけではありません。
大手の家庭教師会社を利用した場合
ご家庭側は受験相談や講師変更などの豊富なサービスを受けられますし
家庭教師側も、事務作業や授業管理システム等で会社からサポートをしてもらえます。
お金の面でデメリットがある分、家庭教師会社はていねいなサービスやサポート等を、ご家庭・講師双方に提供してくれます
さて、再び家庭教師側からの目線の話に戻りますが
家庭教師からすると正直なところ
【個人契約の案件】より【会社から紹介してもらった案件】の方が
会社から様々な側面でサポートを行ってもらえるため
仕事の負担的には、圧倒的に楽です。
それでも家庭教師がご家庭と個人契約を結ぼうと考えるのは
やはり金銭的なメリットがある場合です。
講師ひとりでご家庭へのサービス提供に徹底して取り組む代わりに
家庭教師会社を挟んだ場合より多くの報酬をいただく、というのが
家庭教師側がご家庭と個人契約を結ぶ際の心理です。
すなわち本来、家庭教師がご家庭と個人契約を結ぼうとする場合
最低でも学生講師なら2,000円以上
プロ講師なら4,000円以上の報酬設定をしないと
家庭教師側にはなんのメリットもありません。
それ以下の報酬価格で生徒を募集している講師は
家庭教師会社や塾などで働いたことのない
素人同然の「自称講師」である可能性が非常に高いです。
授業料の安さから、「自称講師」を家庭教師につけてしまった場合
受験に対する知識がないどころか、コンプライアンス意識の危険性もあり
ご家庭やお子さまにとって質面でも安全面でも大きな不安が発生します。
家庭教師との個人契約においては
会社の採用試験や継続的なチェックを挟んでいないぶん
トラブルの発生も比較的多いです。
もしあなたが安全で質の高い家庭教師をお子さまにつけたいのであれば
相場価格をしっかりと認識したうえ
安すぎる授業料を提示している講師との契約は避けるようにしましょう。
ちなみに個人契約を結ぶ場合、安心してお子さまを任せられる家庭教師の最低価格は【学生講師:3,000円/1時間】【プロ講師:6,000円/1時間】です。あくまで目安ですが、更に料金の高い家庭教師ほど、学習スケジュール管理やご家庭との連携などに力を入れている傾向があります。
個人契約の家庭教師を探す際の注意点③
体験授業等でしっかりと見極めを!
これで最後の注意点となりますが
何よりも一番大事なのはあなた自身の目で
講師の人柄や授業の質等を
契約前にしっかりと見極めることです。
特に契約前に体験授業を行ってもらうことは必須条件です。
契約前の体験授業も、お子さまに任せきりにするのではなく
あなた自身の目で授業の仕方や講師の言動等を
しっかりとチェックし、信頼できる先生かどうか見極めましょう。
そのほかにも、家庭教師と個人契約を結ぶ場での注意事項がありますので
「契約時に気を付けておくべきポイント」を
下記にまとめてみました。
家庭教師と個人契約を結ぶ際に気をつけるべきポイント
- 体験授業前に講師と電話で話す
- やむを得ず講師との事前連絡がメールになる場合は、講師の言葉づかい等が適切かチェックする
- 体験授業時に必ず身分証・学歴証明書を講師に提示してもらう
- 体験授業とは別に、「お子さまの学習に関してあなた自身が相談する時間」を講師にとってもらう
- あなた自身が、講師に対して質問できる時間をとる。
- 講師の身なりや言動が適切なものか、体験授業時にチェックをする
- 体験授業で違和感があった場合は、契約を行わない
- 体験授業当日にすぐ契約を行わず、一旦ご家庭内で話し合ってから契約をする
- 体験授業当日に契約を強要してくる講師とは、契約をしない
- 契約時には、必ず契約書でのやり取りを行う
- 授業料と交通費以外に料金が発生しないか、あらかじめ講師に確認をとる
- 授業料は必ず後払いにて契約する
- 授業料等に関しては、必ず請求書や領収証を発行してもらう
- お子さまと講師の性別が異なる場合など、心配点がある場合は、自宅以外のカフェ等で顔合わせをする
体験授業時に、指導の際に気をつけていることなどを講師に聞いてみるのも大事です。ちなみに私も家庭教師としてご指導に携わる場合は、必ず「授業に関する約束事」を保護者さまにご説明しています。私が決めている約束事についてはリンクからご覧いただけますので、よろしければご確認ください!
【中学受験】家庭教師の探し方と注意点を踏まえて、あなたやお子さまにとって「この先生でよかった」と思える個人契約を!
個人契約を結べばそれだけ家庭教師と密接な関係に。「この先生でよかった」をあなたの声でお聞かせください
今回は、個人契約の家庭教師を探す際の
探し方と注意点についてお話ししました。
安全かつ質の高い家庭教師を探すために
注意点としてネガティブな事例もいくつか挙げてしまいましたが
家庭教師と個人契約を結ぶと良いこともたくさんあります。
個人契約の家庭教師ならではのメリットは、こちらの記事でも紹介しています。「【中学受験】個人契約の家庭教師をおススメする理由-受講料の安さだけではありません!」
家庭教師と個人契約を結ぶことのメリットについては
以前のブログ記事でもお話ししましたが
家庭教師と個人契約を結ぶことの何よりの利点は
家庭教師と密接な連携を取れるようになることだと
私は考えています。
派遣会社を通して家庭教師の先生をお子さまにつけると
どうしてもご家庭と講師の間に、会社の人間が介在することになります。
もちろん、会社の方々が受験相談に乗ってくれたり
学習の進め方についてアドバイスをしてくれたりと
手厚いサポートを受けられるのも家庭教師会社の魅力ではありますが
裏を返せば
お子さまの学習に関して、分業体制で対応しているとも言えます。
反対に、家庭教師と個人契約を結べば
受験相談も、学習ペースのアドバイスも、授業数の調整なども
すべて家庭教師の先生ただ一人と行うことになります。
一人の先生に受験に関する全てのことをお願いすれば
それだけ家庭教師とは密接な関係になりますし
先生に対する信頼感・安心感も大きくなってきます。
お子さまやご家庭の将来にとって、大きな意味を持つのが
中学受験というイベントです。
どうせなら、心から
「この先生を信頼できる」
と思えるような家庭教師の先生と
一緒に中学受験は乗り越えたいもの。
ぜひともあなたも、今回お話しした注意点を踏まえつつ
個人契約の家庭教師の先生を探してみて
中学受験を「楽しく」「有意義に」乗り越えていただけたらと思います。
私佐藤も、現在個人契約にて家庭教師のお仕事をしています。もしあなたが「中学受験に関して不安なことがある」「とりあえず一度、プロの家庭教師に相談してみたい」と考えていらっしゃれば、お気軽にお声がけください! 下記でご紹介しているLINE公式アカウントからも、受験相談や質問等を行うことができます。
それでは今回の記事
『個人契約の家庭教師はどうやって探す?探し方と注意点を解説!【中学受験】』は
以上とさせていただきます。
また次回の記事でお会いしましょう!
【期間限定 公式LINE開設特典】
プロ家庭教師の
体験授業・学習相談を
1,500円からお申込みできるクーポンをLINEにて配布中
※LINEでは、「中学受験にまつわる不安や疑問をプロ講師に質問する」「登録者限定の特別価格体験授業・保護者さま面談に申し込む」「家庭教師の空き情報を確認する」など、様々な便利機能を無料でお使いいただけます。ご不要になった場合はブロックしていただくことで簡単に解除可能です。
この記事を書いた人